伊木遠雄(いきとおかつ)
真田信繁の味方。
生没年 永禄10(1567)~慶長20(1615)。
尾張出身。豊臣秀吉に近習として仕える。
賤ヶ岳の戦いで活躍、黄母衣衆(きほろしゅう)に抜擢される。
朝鮮出兵に参加するも目立った活躍はなく、秀吉死後、河内300石を与えられた。
関が原の戦いでは西軍につき、戦後牢人となる。
大坂冬の陣では、豊臣家の命令で、真田丸の信繁に軍監として派遣される。
真田丸の戦いを通して信繁に心服。
大坂夏の陣では信繁に従軍。激戦の最中、戦死する。